この記事のポイント

  • 住宅ローンは、家を買うお金を長い期間かけて返していく借金
  • 毎月の返済額は「借りる金額・金利・返す年数」で決まる
  • 金利は、ずっと同じ「固定金利」と、途中で変わる「変動金利」がある
  • 借りるときは、利息のほかに手数料や登記などの費用もかかる

家はとても高い買い物なので、ほとんどの人は、全額を現金で払うのではなく「住宅ローン」を使います。 でも、そもそも住宅ローンってどんなものなのか、よく分からないという人も多いはずです。 この記事では、住宅ローンのきほんを、はじめての人向けにやさしく説明します。

住宅ローンは「家を買うための借金」

住宅ローンは、家を買ったり建てたりするために、銀行などから借りるお金です。 借りたお金は、20年・35年といった長い期間をかけて、毎月少しずつ返していきます。 返すときは、借りたお金(元金)に、借りたことへのお礼にあたる「利息」をのせて返します。

また、住宅ローンを借りると、買った家に「抵当権」という権利が設定されます。 これは、もし返せなくなったときに、銀行がその家を売ってお金を回収できるようにするためのものです。

毎月の返済額は「金額・金利・年数」で決まる

毎月いくら返すかは、次の3つで決まります。

  • 借りる金額:多く借りるほど、返済額も利息も増える
  • 金利:利息の割合。金利が高いほど、返す総額が増える
  • 返す年数:長くすると毎月の返済額は下がるが、利息の合計は増える

たとえば3,000万円を35年で借りて、毎月同じ額を返す場合(元利均等返済・ボーナス払いなし)、金利によって次のように変わります。

金利(ずっと同じとして計算)毎月の返済額返す総額
年1.5%約9.2万円約3,858万円
年3.0%約11.5万円約4,849万円

金利が1.5%違うだけで、返す総額は1,000万円近く変わります。 金利は少しの差でも、長い期間でみると大きな金額になることを覚えておきましょう。

上の金額は、しくみを説明するための計算例です。実際の金利は、借りる時期や金融機関、ローンの種類で変わります。

金利には「固定」と「変動」がある

固定金利

借りたときの金利が、返し終わるまで(または決められた期間)変わらない。返済額がずっと同じなので、計画を立てやすい。そのかわり、借りるときの金利は変動金利より高めになることが多い。

変動金利

世の中の金利に合わせて、返している途中でも金利が変わる。借りるときの金利は低めのことが多いが、金利が上がると返済額が増える可能性がある。

たとえば、住宅金融支援機構の「フラット35」は、最長35年、ずっと金利が変わらない固定金利の住宅ローンです。 どちらを選ぶかは、金利が上がっても返していけるかで考えるのがきほんです。

利息以外にもかかるお金

住宅ローンを借りるときは、利息のほかにも、次のようなお金がかかることがあります。

  • 金融機関に払う事務手数料や、保証会社に払う保証料
  • 家の名義や抵当権を登記するための費用(登録免許税や司法書士への報酬)
  • ローンの契約書に貼る印紙代
  • 火災保険料

どれくらいかかるかは金融機関やローンの種類で変わるので、借りる前に見積もりで確認しましょう。火災保険は、自分で保険会社をくらべて選ぶこともできます。

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SBIホールディングス株式会社

一度の入力で、複数の保険会社に火災保険の見積もりを依頼できるサービス。参加している保険会社は14社(公式サイトの表示)。利用は無料で、見積もりを取っても契約する必要はない。

しくみ
一度の入力で、複数の保険会社の火災保険の見積もりを依頼できる
参加保険会社
14社(公式サイトの表示。一部は外部サイトで見積もり)
入力の時間
最短3分

家を買う・借りるときに、火災保険をくらべて選びたい

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「団信」ってなに?

住宅ローンを借りるときは、多くの場合「団体信用生命保険(団信)」に入ります。 これは、ローンを返している人が亡くなったときなどに、残りのローンを保険で返してくれる保険です。 家族に借金を残さないためのしくみで、多くの住宅ローンで加入が条件になっています。

審査では何を見られる?

住宅ローンを借りるには、金融機関の審査に通る必要があります。主に次のようなことを見られます。

  • 年収と、仕事の安定性(勤め先・勤続年数など)
  • 年収に対して、年間の返済額がどれくらいか(返済負担率)
  • 車のローンやカードの分割払いなど、ほかの借り入れ
  • 健康状態(団信に入れるか)

たとえばフラット35では、返済負担率が、年収400万円未満なら30%以下、400万円以上なら35%以下という基準があります。 ただ、「借りられる額」と「無理なく返せる額」は別です。 教育費や車の買い替えなど、これからかかるお金も考えて、毎月いくらなら返せるかから決めましょう。

どこで借りるかは、くらべて決める

住宅ローンは、金融機関によって金利や手数料、団信の内容が違います。同じ金額を借りても、選ぶローンで返す総額が変わるので、いくつかくらべてから決めましょう。金利は時期によって変わるので、申し込むときに必ず確認しましょう。

モゲチェック

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できること
住宅ローンの比較・診断(新規の借り入れ・借り換え)、借入可能額や毎月の返済額のシミュレーション
くらべる銀行
約30の主要銀行(公式サイトの表示)
料金
ランキング・住宅ローン診断は無料

住宅ローンをどこで借りるか、まとめてくらべたい

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まずは毎月の返済額を計算してみる

住宅ローンを考えはじめたら、まずは借りたい金額・金利・年数を入れて、毎月の返済額を計算してみましょう。 予算の目安が分かると、どれくらいの家を探せばいいかも見えてきます。 注文住宅を考えているなら、予算に合う会社のカタログを取り寄せてくらべるのもおすすめです。

持ち家計画

株式会社セレス

注文住宅を考えている人向けに、ハウスメーカー・工務店へのカタログ請求や、相談・見学の申し込みを無料でまとめてできるサービス。希望のエリアや予算を入れると、条件に合う会社が表示される。

できること
ハウスメーカー・工務店へのカタログ請求、相談・見学の申し込みをまとめてできる
紹介している会社
全国100社以上のハウスメーカー(公式サイトの表示)
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無料

賃貸から持ち家への住み替えで、注文住宅を考え始めた

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よくある質問

Q住宅ローンはいくらまで借りられますか?

A年収や、ほかの借り入れの状況などで決まります。たとえばフラット35では、年収に対する年間の返済額の割合(返済負担率)が、年収400万円未満なら30%以下、400万円以上なら35%以下という基準があります。ただし「借りられる額」と「無理なく返せる額」は別なので、毎月の返済額から考えましょう。

Q固定金利と変動金利は、どちらがいいですか?

A固定金利は返済額が変わらない安心がある一方、借りるときの金利は変動金利より高めになることが多いです。変動金利は金利が上がると返済額が増える可能性があります。金利が上がっても返していけるかで考えましょう。

Q頭金はなくても借りられますか?

A頭金なしで借りられるローンもあります。ただ、借りる金額が増えるぶん利息も増えるので、手元のお金とのバランスで考えましょう。

参考にした公式情報

記事の内容は更新日時点の一般的な情報です。税金や手続きの条件は、個別の事情や時期によって変わります。 最新の内容は国税庁・自治体などの公的機関や、各サービスの公式サイトでご確認ください。税金の判断に迷うときは、税務署や税理士に相談しましょう。